キノコの除去!庭の芝生に発生したキノコ除去!5つのポイント
最近、朝・・・庭の芝生に水を撒こうとすると「キノコ」がにょきにょき生えてきているのを発見しました。当初は直径1センチにも満たない小さなキノコでしたが徐々にその数と大きさが増してきました。とっさに土の状態が悪い(水はけや風通し)のでは?と思いいろいろ調べてみたところ、キノコが生える原因はそれだけでなくいろいろあることがわかりました。私が実践したキノコ撃退法5つをまとめましたので庭のキノコに悩んでいる方は是非参考にしてみてください。※ちなみに今はキノコの発生はなくなりました!(改善済み)
キノコ除去のポイントは5つ!丁寧に実践しよう!
キノコ除去のポイントは下記の5点です。私も実践してみたら・・・あれだけ「にょきにょき」生えてきたキノコがウソのようになくなりました。
【キノコ除去のポイント】
①発生した「キノコ」は早い段階で取り除く!
②エアレーションを行い、土の通気性をよくする!
③サッチングを行い、キノコの栄養を取り除く!
④芝生用殺菌剤を散布し土壌を殺菌する!
⑤専門業者に依頼する(←これ最終手段)
①発生した「キノコ」は早い段階で取り除く!
まず先に実践できることは毎日にょきにょき生えてくる「キノコ」を除去することです。そのポイントは以下の通りです。
●キノコの頭から「胞子」が散乱してしまう前に除去!←被害が広がらないうちに除去!
●キノコの頭は氷山の一角!土も菌だらけ!なので根元の土から思い切って除去!
●除去したキノコや土は「ビニール袋」などに封印しましょう!
まずキノコの「胞子」がまき散らされる前にこまめに庭をチェックしキノコが生えてきたら除去しましょう!またキノコの頭は氷山の一角なので頭だけむしり取っても駄目です。思い切って土を掘り返すと土の中にキノコの子供「ちっちゃいキノコの頭」やキノコの根っこ(菌)(白い糸みたいなの!)がウジャウジャしてますのでそれをしっかり取り除きます。取り除いたキノコをその辺に捨てないようにしましょう!「胞子」が散乱しますよ!土ごと「ビニール袋」に封印しちゃいましょう!
②エアレーション※を行い土の通気性をよくしましょう!
芝生の土の通気性もキノコの発生とは無関係ではありません。水はけがよくなるだけでなく!土壌の活性化に必要な「微生物」の増殖にもつながりキノコ対策にはとっても有効です。
※エアレーションとは芝生に穴をあけ空気を取り入れ、酸素を与える作業です。
バネロスダイレクトさん資料① バネロスダイレクトさん資料②
私の場合は「ローンスパイク」という「靴の形をしたスパイク」を購入し自らの足で踏んで踏んで踏みまくる!作業を行いました。10平米くらいの庭ならばこれで十分かと思いますよ!
ローンスパイク こんな感じで穴が開きます
③サッチング※を行い「キノコ」の栄養を取り除く!
これは私は知識がありませんでした。枯れた芝生が土壌に堆積したものはキノコの格好の餌(栄養)になるそうです。夏の間、こまめな芝刈りはしていましたがなんとその刈った芝生がキノコの発生の原因になっていたとはとっても驚きでした。
※サッチングとは・・・枯れて腐った芝生(サッチ)をレーキや熊手で取り除く作業
プラ熊手で優しく上下左右芝生をかき回すと出るわ!出るわ!「サッチの山」・・・芝生の床土が見えてくる程度に根気強くあくまで優しく「かきかき」します。
サッチとプラ熊手 ビニール袋いっぱいにサッチがでます
④芝用殺菌剤(グラステン)を散布し土壌を殺菌する!
キノコの早期除去とエアレーションとサッチングでほとんどキノコの発生はしなくなりました。しかし芝生の土壌は年に数回「殺菌」が必要だそうです。調べてみると「グラステン」なる商品がよく使われていることがわかりました。
軽量スプーン付 水に溶ける内袋に入っています
外袋の説明書きを見ると・・・本来は「1kg」のグラステンをおおきな「散布液調製タンク」に内袋ごと丸ごと入れてかき混ぜて薬剤液を作るようですが内の庭の芝生エリアは狭いので「4L」の「ジョウロ」に計量スプーンでグラステンを調整し繰り返し散布する方法で行いました。
①ジョウロに半分水を入れる
②必要な量のグラステンを混入する
③ジョウロの水を満タン(4L)にする
④1㎡あたりの芝生に散布する
⑤①→②→③→④を繰り返す
大分グラステンが余りますのでまた今度使おうと思います。(説明書きには早めに使い切ること!と書いてあります)
4Lジョウロ 希釈と散布回数の目安 調製の量の目安
⑤本当に困ったら専門業者に依頼する!
今回私の場合は専門業者に依頼するほどではなかったです。でも素人がいろいろ考えて対策するより本当に深刻な場合は「専門業者」に相談・依頼してみてもよいのかな?と思います。
まとめ
●発生したキノコは適正に取り除く!(適正:胞子が散乱しない・土ごとバッサリ・ビニール袋詰め)
●エアレーションは芝生への「酸素吸入」こまめにやろう!
●サッチングは優しく・根気強く。キノコの餌を取り除こう!
●殺菌剤散布は必要な希釈で必要な量・必要な回数を実施すべし!
●深刻な場合は「専門業者」に相談・依頼がベター!
芝生も土もキノコ(菌)も生きていますので適正な対策はやはりこまめにやらなくては💦と思います。キノコでお困りの方は是非参考にしてみてください。
スーパー草取りフォーク→草取りフォーク
ローンスパイク→ローンスパイク
熊手レーキ→熊手
ジョウロ→ジョウロ
芝生用殺菌剤→芝用殺菌剤
害虫や幼虫の駆除